習慣社長の成長戦略今週の心得

社長の成長戦略『今週の心得』第89話:集客は自動化できる!

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成長企業は、投資をして 、回収しようとする。衰退企業は、投資もせず、回収しようとする。

「どのようにしたら集客できるようになるのですか?」「どうしたらもっと楽に集客できるようになるのですか?」とは、『頑張って集客している経営者』が口にする言葉。

 

翻って、「今月は〜件の集客を目標としています!」「〜件を新規集客し、売上目標を〜にします!」とは、弊社顧問先様に共通する『楽に集客している経営者』が口にする言葉。

 

業種業界・企業規模を問わず、頑張って集客している企業ほど集客できず、楽に集客している企業ほど集客できている。という事実 弊社も苦労することなく、毎月500〜600人ほどを自動で集客しています。一体、何が違うのか?

 

ひと言で言えば、“仕組み”があるか否か。そして、“仕組み”を構築するために、しっかりとした投資をすることができたか否か… ということです。

 

今さら申し上げるまでもないのですが、『ビジネスは全て、“投資”と“リターン”の世界』です。“投資”をするから“リターン”があるのであり、あくまで“投資”が先で、“リターン”が後ということです。

 

そして、ビジネスである以上、全ての“投資”において“リスク”は付きものであり、“リスク”もなく“リターン”があるというのは、ビジネスにおいて存在しないのです。そんなことは、経営者であれば『わかり切っている』はず…

 

にも関わらず、「コンサルティングを受ければ売上2倍になるのですか?」とか、「どのくらいで成果が出るのですか?」と訊いてくる経営者・経営幹部の方が後を立ちません。

 

資格学校に言い換えると、「絶対に資格を取ることができるのですか?」「どのくらい勉強したら資格が取れるのですか?」というようなもの。このような質問には全く応えようがなく、あなた(貴社)次第ですとしか言いようがありません。

 

しかしながら、できるだけリスクを回避して“投資”すること、最小のリスクで最大限の“リターン(回収)”を得ることを考えた時、経営者としておさえておくべきポイントが3つあります。順に解説していきましょう。

 

1)ポイント1:見極める
再現性があり、実績もある『正しいノウハウ・メソッド』を見極める目を持つということです。「経営=環境適応業」です。目まぐるしく変化する市場の環境変化に対して、いち早く情報収集し、自社の事業が成長発展していくよう、自社にないものを外部から取り入れるか、外部に頼らず自力でまかなっていかなければなりません。常にアンテナを張り、情報収集することが求めらます。

 

2)ポイント2:投資する
企業経営における資源として「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つが原則としてあげられますが、もう1つ加えるのであれば、「時間」があるでしょう。企業規模が小さくなればなるほど、「時間」が重要でしょう。これら経営資源の中で、何が1番大事!というようなことは言えませんが、経営はスピードが命です。

 

このように考えると、事業を更に成長発展させるため、「お金で時間を買う」という考え方がとても重要になってきます。その最たる例が、M&Aです。自社でゼロからビジネスを立ち上げるのは厳しいという場合、M&Aが有効な手段になります。もちろん、お金も大切な経営資源ですが、そこをケチっていると、いつま経ってもビジネスが大きくなったり加速しません。

 

例えば、貴方が家を建てる時、1)お金をケチって、自分で家を立てますか?それとも、2)お金を出して、専門家に依頼しますか?… 言うまでもないと思います。餅は餅屋ですから、自社にないものは外部の専門家に依頼するというのも1つの方法です。

 

3)ポイント3:仕組み化する
「仕組みづくり」こそが、経営者の仕事であり、経営者にしかできない仕事です。「仕組み」というのは、誰々しかできない・わからない!ではなく、誰がやっても同じ結果が出る!ということです。

 

また「仕組み」は導入してから定着するまでが肝なので、経営者が常にリーダーとなり、新たに取り組む「仕組み」が習慣化するまで、定着するまで、しっかりとマネジメントすることが不可欠です。

 

このようなポイントを押さえておけば、「集客を自動化」「仕組み化」することは、決して難しいことではありません。集客は、どのような業種・業界・企業規模であれ、売上を大きく左右する要素です。これを『今すぐ取り組む』ことで、狙った領域でNo.1になるのか、それとも、競合他社がやりはじめてから『二番煎じで取り組む』のか

 

あとは経営者である貴方にお任せするしかありませんが、経営をしていく上で、放置するという選択肢はありません。必ず1)外部の専門家などに依頼するか、2)内部のスタッフだけでやっていくか… どちらかの選択をしなければならないということは、肝に命じておいてください。