「是非、中丸先生にコンサルティングをお願いします!」とセミナーの休憩中にお声がけ頂いたのは、東海エリアに拠点を構える某中小企業の経営者様(以下:A社、もしくはA社長)。
コンサルティング前の個別相談では、「個別相談申し込みシート」に現況と今後の課題が克明に記載されており、その熱い想いは紙面からも感じ取ることができました。
B to B・B to Cの双方を展開するA社長。なぜ、セミナーの休憩中に即決でコンサルティング依頼の決断をされたかというと、その理由は2つ。1)過去にもコンサルタントを活用し、大きく業績を伸ばしてきたから。2)現状の経営課題を解決するために、合致するコンサルタントを探していたから。この2つです。
A社長曰く、「かつての事業・マーケットだけをやっていても未来はないと思った。そのために大きく舵を切り、数年かけて方向転換をしてきたが、それがやっと実を結び、成果となって表れてきた。だからこそ、その先に向けて更に加速させたい!」というご意向。
そのために弊社が提唱する新たな“仕組み”、「集客の仕組み化」と「営業・販売の仕組み化」がドンピシャだと感じたとのこと。企業が大きく舵を切る時、大小の差はあれど何かしらの摩擦が起きます。A社も同様に、その摩擦で以前から在籍していたスタッフがほとんど辞めたそうです。
とは言え、経営は環境適応業。環境に適応するように人も組織も事業も変わっていかなければ、生き長らえて行くことはできません。そして、会社もビジネスも中心は人。人から変わる・変える以外に方法がないのです。
だとすれば、環境の変化に対して、「自ら学ぶ」か「新たな人材を採用するか」しかありません。自ら学べばコストは左程かかりませんが、相当な時間がかかります。
新たな人材を採用するとなると、時間はかかりませんが、コストがかかります。またその人材が期待通りの人材であるか否か?と言う疑問も残るでしょう。
このような時、伸びる企業はコンサルタントを上手く活用します。コンサルタントの活用は「不足している人材をスポット的に補う」ことであり、現状の経営課題において足りていない「仕組み」を導入することでもあります。
弊社の場合、「仕組み」の導入期間はほぼ1年。予算はヒト1人を1年間雇うぐらいのコストです。このコストを高いとみるか、安いとみるかは企業次第です。
ここでお伝えしたいのは、全てを自前でやろうとするのではなく、M&Aのように“時間を買う・仕組みを買う”という概念が事業成長を考える上では必須です。また買えないとしても、放置ということは経営者としてあり得ない選択肢なので、早い段階に自社で取り組むか、専門家に依頼するかしかありません。
貴社は見極めた上で「仕組み」に投資してますか?それとも見極められず「闇雲」に投資してますか?