習慣社長の成長戦略今週の心得

社長の成長戦略『今週の心得』第13話:成功する経営者は、なぜ短気なのか?

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飛躍する企業は短気で先手、停滞する企業は呑気で後手

 

数ヶ月前まで顧問先様としてご支援させて頂いた経営者の方と車に乗りながら、ある話題についてお話ししている時のこと、社長が「私は短気だから待っておれんのです!」とおっしゃいました。社長は苦笑いしながらおっしゃいましたが、この“短気であること”こそ成功する経営者の方に欠かせない資質であると思いながらお話を伺ってました。

 

“短気である”というのは何もすぐに怒るということではありません。モタモタしていられない、気長に待つことなどできない、という意味です。この時もある新事業についてお話ししている時でしたので、「こうと思ったらすぐに行動に起こさないとダメだ!」「経営者は未来を予測して先手先手で手を打たなければならない!」という会話の流れから社長がおっしゃった“短気”という言葉でした。

 

そして、この“短気であること”は先週開催された弊社主催のセミナーにお越しになられた経営者の方ともつながります。セミナー終了後、個別相談に申し込まれて帰り際に「私は気が短いので、早めの個別面談をお願いしたい!」とおっしゃいました。

 

松下幸之助さんは「経営者に欠かせない資質がたったひとつあるとすれば素直であること」とおっしゃってますが、「経営者に欠かせない資質が3つある」としたら、この“短気であること”は間違いなく3本指に入ります。なぜなら、今までお会いしてきた成功している経営者の方、伸びている企業の経営者に共通する資質だからです。

 

このように考える経営者の方は、何よりも早さ・時間を大切にし、自社でできないことだと判断するや否や、かけるべきところにはしっかりお金をかけ投資します。そして、新たな収益となる“仕組み”という資産を社内につくるのです。

 

この“仕組み”は収益を生むか生まないか、今現在において必要か否か、必要であれば自社でできるか否か、自社でできないのであれば外部に依頼するか否かを即断即決する“短気さ”…間違いなく成長著しい企業経営者に欠かせない資質です。

 

「時間と情報は何にも代え難い資産」です。このような考え方を共有できる経営者の方と一緒に、スピード感を持って成長していきたいと切に思った次第です。