習慣社長の成長戦略今週の心得

社長の成長戦略『今週の心得』第59話:開始半年で単月売上650万円の仕組みとは?

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成長企業は、労働集約型のビジネスから脱却しようとする。衰退企業は、労働集約型でビジネスを考えようとする。

「ようやく単月で650万円を突破しました!」と嬉しそうに報告してくれたのは通販を開始した弊社顧問先様A社の担当者。そこで、現場に近いご担当の方へ「単月売上でどのくらいまでいけるイメージがありますか?」とお訊ねしたところ、「1,000万、2,000万は楽ではないと思いますが、厳しいとは思いません」という回答。

 

商材は単価3万円弱の小型家電製品。初月の売上がゼロだったにも関わらず、翌月の売上が300万でその後順調に推移。通販開始から半年で650万円という売上を達成しました。何をしているかと言えば、わずか?15万円のweb広告をかけているだけです。15万円の広告投資で650万円の売上、利益率も良いのでとても良い投資と言えるでしょう。

 

元々A社をご支援していたのはwebを活用した「集客の仕組みづくり」でしたが、webをフル活用していくと行き着くのが通販。通販を立ち上げる専門のコンサルティング会社やコンサルタントの方もいらっしゃいますが、webでの集客を“仕組み化”し、売れる通販サイトにしたいとうご要望になると、通販サイトの立ち上げまでをご支援することになるケースも珍しくありません。

 

通販を開始して6ヶ月弱のA社。社内の体制がしっかり整っているわけではないので、実際にはまだ本気で取り組んでいないという状況でしたが、この数字を見たA社の社長、本気でやるしかないと思われたようで、次のステップを踏まえ、この1週間で3社との商談を意欲的にこなされました。

 

ここでひとつ、誤解を恐れずに申し上げれば、全てのビジネスが通販に行き着くと言うことです。当然、テーマパーク・劇場・ホテルなど「体験を売るビジネス」においては、「体験を通販で売る」ことはできないので、一部の例外はあるでしょう。

 

とは言え、某温泉地のホテルでは、自社の通販サイトを立ち上げ、現地に行かなければ買えないお土産・食材を、自社の通販サイトのみで販売することで、「ご家庭でも食せる体験」を売っています。

 

あるリフォーム会社では、月に5〜6件(単価500万円前後)のリフォーム案件を自社のwebサイトから集客し、ある布団会社では、自社サイトをフックに20万円以上する布団セットを月に数十件販売しています。さらに形のないモノであっても、単月で数千万から億を超える商材を販売している企業もあるのです。

 

集客に成功し、大きな売上を上げている、彼らに共通して言えることは、有形・無形に関わらず、全ての商品・サービスをweb≒通販で売っていると言うことです。当然、全てがweb上で決済されるものばかりでなく、web上で来店・商談の予約までに留まるものもありますが、全てのきっかけがweb上であり、通販の“仕組み”で見込客が「申し込む」と言う行動を起こしていると言うことは紛れも無い事実です。

 

本コラムでも以前にお伝えしている通り、web広告・ネット広告(Googleアドワーズ・Yahooプロモーション広告・Facebook広告など、概要は下記の動画参照)を自社内で設定すれば、月3万円弱のコストで4,000人以上の見込客を、然るべき自社のwebサイトに呼び込むことができるわけです(4,000人以上の見込客が自社の広告をクリックするということ)。

 

Googleアドワーズ、ディスプレイネットワーク広告

※動画の再生はこちら(成長戦略TV 第77回)

 

安定した集客と売上を実現する… そのような“仕組み”が貴社にはありますか?そのような“仕組み”が自社にあれば良いと思いませんか?それを実現するのが、「通販サイトの立ち上げとweb広告・ネット広告の自社配信」です。このような手法、大袈裟ではなく9割以上の中小企業が知りません。成果を出すには、競合他社より早く知り、実践するのみ。

 

労働集約型から脱却し生産効率を飛躍的に高めることのできる“仕組み化”。毎月安定した集客と売上をもたらす“仕組み化”。このような事業の柱を確実に1つ、2つと増やすこと。これこそ経営者にしかできない仕事=“仕組み化”です。